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まもなく登場、スマートコンタクトレンズ

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2016/11/17 6:30
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 未来を知りたければ、特許当局に注目すべきだ。米グーグルはこのほど、血糖値をモニターしてインスリンを自動投与するコンタクトレンズの特許全文を公開した。韓国サムスン電子はほんの数週間前に、カメラを内蔵したコンタクトレンズの特許を出願したばかりだ。

EGPLがプロモーションビデオで見せているイメージ映像(C)EGPL
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EGPLがプロモーションビデオで見せているイメージ映像(C)EGPL

 技術革新の次なる大きな波は、究極のウエアラブルともいえるコンタクトレンズの形でやって来るかもしれない。現時点ではまだそこに至っていないため、短期的にはスマート眼鏡や、米スナップチャットのカメラ内蔵サングラス「スペクタクルズ」が視覚技術の分野を支配し続けるだろう。だが、コンタクトレンズ技術の研究は既に黄金時代に入っている。

■レンズ技術を次のレベルに

 筆者は眼鏡のインターネット通販大手の最高経営責任者(CEO)として、コンタクトレンズが抜本改良される態勢は整っていると断言できる。伝説の「スマート」コンタクトに道を開く短期と長期の技術革新は以下の通りだ。

 1970年代に大量生産のコンタクトが登場して以来、主に酸素透過率の高いシリコンハイドロゲルなどより薄く、柔らかく、安価なレンズ素材に進化を遂げてきた。コンタクトは今やかつてないほど快適だが(さまざまな色のレンズも登場している)、本質的な機能は変わっていない。

 従来のコンタクトメーカーは多くの点で安全策に甘んじ、レーシック手術など新たな技術に市場シェアを侵されても利益率の高いこの事業にとどまってきた。それでもなお、コンタクトは世界で1億人以上が利用する年商100億ドル強の事業だ。

 もっとも、材料科学の進歩のおかげで、コンタクトは急速に進化しようとしている。現時点で進行している特筆すべき主な技術革新は、コンタクトレンズの安全で快適な装着時間を約30%延ばす素材だ。これにより短期的にはレンズの性能と有用性が向上し、やがてはるかに大きな特徴を思い描けるようになるだろう。

 例えば、軍は既に特殊部隊が使う暗視コンタクトレンズの開発に関心を示している。これは実際に科学の裏付けがある。奇跡の素材「グラフェン」(熱や電気を通しやすく、電子機器分野で広く活用が見込まれる炭素系の新素材)を使えば赤外線スペクトルの光を感知し、従来の大型感知器を小さなコンタクトレンズに収めることができるのだ。現時点では光の増幅度はかなり低いものの、将来性は見込める。

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