カシオ計算機が29日発表した2015年4~6月期の連結決算は、営業利益が前年同期比29%増の90億円だった。4~6月期として11年ぶりに過去最高を更新した。主力の腕時計「Gショック」や「自撮り」に適したデジタルカメラの好調がけん引した。
純利益も66億円と44%増え、過去最高だった。腕時計では全地球測位システム(GPS)と電波を使った時刻合わせ機能のついた10万円の「Gショック」や、スマートフォン(スマホ)と連動する「エディフィス」などが欧米やアジアで人気だった。訪日客の需要も利益を押し上げた。
デジカメでは「自撮り」しやすい「TR」シリーズが中国で伸びた。中国語やアラビア語で表示できる電卓の販売も伸ばして、売上高は10%増の794億円だった。
こうした需要の伸びに加え、10年に携帯電話や液晶パネルといった不採算事業から実質撤退したことも寄与した。







