中国テンセント、日本でスマホ決済

2015/7/10付
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 ■騰訊控股(テンセント、中国インターネット大手) 10日、スマートフォン(スマホ)で支払いができるモバイル決済事業で日本に進出すると発表した。月内にサービスを始め、3年内に日本で1万店舗での採用を目指す。

 同社の海外でのスマホ決済は韓国に次ぎ、2カ国目。中国人旅行客向けで、海外で大量に買い物をする「爆買い」需要を取り込む。

 登録者数が9億人と中国最大級の対話アプリ「微信(ウィーチャット)」の決済サービスとして提供する。同決済の利用者数は約4億人にのぼる。中国に銀行口座を持つ人しか利用できないため、中国人の訪日客向けのサービスとなる。

 微信の決済システムを導入する店舗で利用できる。コロワイドグループの居酒屋「甘太郎」などで試験導入する。

 消費者は店頭での支払いの際にスマホでバーコードを取得し、店頭の端末にかざすと、銀行口座から代金が引き落とされる。利用金額の上限は1口座あたり3万人民元(約60万円)で、10口座まで登録できる。

 一方、店舗側は米アップルの「iPad(アイパッド)」を用意し、専用アプリをダウンロードすると決済システムが導入できる。初期投資は無料。アプリ利用料が端末1台あたり月額1万円程度かかる。店舗側が支払う決済手数料は日本のクレジットカード会社よりも低く抑える。

(東京=弟子丸幸子)

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