三井不動産、経常益31%増の267億円 4~6月期

2014/8/6付
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 三井不動産が6日発表した2014年4~6月期の連結決算は、経常利益が267億円と前年同期比31%増えた。投資家向けの物件売却益が拡大し、収益をけん引した。賃料や地価の上昇期待が根強く、不動産投資信託(REIT)や私募ファンドの投資意欲が高まった。首都圏を中心にショッピングモールなど商業施設も堅調だった。

 売上高は16%増の3299億円だった。投資家向け分譲事業の営業利益が92億円と前年同期の5.2倍に増え、増益の主因となった。「不動産市場への資金流入が続き、REITには買い余力がある」(佐藤雅敏常務執行役員)。

 住宅分譲事業も採算が改善した。引き渡し戸数は3%減ったが、底堅い需要を背景に販売価格が上昇。営業損益は11億円の赤字(前年同期は14億円の赤字)と赤字幅が縮小した。マンションの契約率も上向いており「消費増税の影響はほとんどない」(佐藤氏)。

 主力の賃貸事業の営業利益は266億円と3%減った。オフィスビルの賃料水準が上がり、賃料収入は小幅に増えた。だが、今年6月に複合ビルの飯田橋グラン・ブルーム(東京・千代田)が開業し、減価償却費が増えた影響が出た。

 賃貸事業に含む商業施設は活発な個人消費を追い風に堅調だった。1月完成の「コレド室町2」を核にした東京・日本橋の複合ビル、昨年11月に一部施設を建て替えた「ららぽーとTOKYO―BAY」(千葉県船橋市)が収益に寄与した。

 純利益は6%減の157億円だった。前年同期に特別利益に計上したビル売却益がなくなった。

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