脳の神経幹細胞移植で寿命延ばす 米大、マウスで確認

2017/7/27 2:38
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 【ワシントン=川合智之】米アルバート・アインシュタイン医科大学の研究グループは、マウスの脳の視床下部にある神経幹細胞を別のマウスに移植することで、老化を遅らせて寿命を延ばすことに成功したと発表した。人間にも応用可能かどうかはさらなる研究が必要だとしている。26日付の英科学誌ネイチャー(電子版)に論文が掲載された。

 研究グループは人間なら中年にあたる生後18カ月のマウスに視床下部の神経幹細胞を移植したところ、移植しなかったマウスよりも老化が遅くなり、寿命が延びることを確認。一方、体内の神経幹細胞が欠損したマウスでは、老化に似た現象が起きたり、寿命が短くなったりしたという。

 視床下部は食欲や睡眠、体温やホルモンの分泌などを制御し、生命維持に欠かせない機能を持つ脳の中枢器官。研究グループは視床下部の神経幹細胞が足りなくなることが老化の重要な原因だと指摘した。この神経幹細胞は特定のマイクロRNA(リボ核酸)を脳脊髄液に分泌しており、これが老化を妨げる機能に関係しているとみている。

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