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東洋紡、植物工場で漢方薬原料 富山大と栽培技術開発へ

2017/7/15 6:00
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 東洋紡は14日、富山大学と組み、植物工場での薬用植物の栽培技術を共同開発すると発表した。富山大が持つノウハウをもとに技術の確立を進め、2年後の事業化を目指す。漢方薬の原料となる薬用植物は輸入や野生植物の採取に頼っているのが現状。健康食品や化粧品の原料としても市場が拡大しており、新たな成長の柱に育てる。

 東洋紡が富山事業所(富山県射水市)に2015年に設けた植物工場「HAL」内で栽培を始める。まず比較的栽培しやすい「センナ」という便秘薬の原料に使う植物から着手。栽培のノウハウを蓄積しながら品種を拡大していく方針だ。

 薬用植物の栽培は栽培期間が長いことなどから敬遠される傾向にあった。安定的に収量が確保できる植物工場での栽培に商機があると判断した。

 同日、大阪市内で記者会見した東洋紡の西山重雄執行役員はこれまで人工光を効率的に当てる技術によって野菜の栽培期間を2~3割短縮できたとして「栽培に1年以上かかる薬用植物でも期間短縮を目指したい」と語った。収穫した薬用植物は、成分を抽出した状態で販売することを想定する。製薬や化粧品メーカーなどの販路開拓でも富山大と連携する。

 17年3月期時点で120億円程度の植物工場関連事業の売上高を、薬用植物の販売により3年後をめどに240億円程度まで伸ばす目標だ。

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