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業績ニュース

三菱自の17年3月期、最終赤字1985億円 燃費不正問題響く

2017/5/9 22:44
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 三菱自動車が9日発表した2017年3月期の連結決算は、最終損益が1985億円の赤字(前の期は725億円の黒字)だった。燃費不正問題の影響で国内販売が減少し、顧客や取引先に払う賠償金などの損失が膨らんだ。資本提携した日産自動車との協業効果が出て、18年3月期は680億円の最終黒字に転じる見通しだ。

 前期の売上高は16%減の1兆9066億円、営業利益は96%減の51億円だった。燃費不正のあった日本の販売台数が22%落ち込み、世界販売台数は12%減の92万台だった。燃費不正に関連した損失総額は2015億円に達した。日産流の利益重視の損益管理手法を取り入れた結果、営業赤字は回避でき、12年連続の黒字を維持した。

 今期は業績のV字回復を見込み、年間配当を14円と4円増配する。前期は6円減配の10円だった。売上高は5%増の2兆円の見通し。世界販売台数は11%増の102万台の見通し。主力のアジアが23%、日本は13%増える。

 想定為替レートを1ドル=105円、1ユーロ=115円と実勢より円高方向に置いた。この影響で50億円利益が減る。研究開発費の増加も180億円の減益要因になる。だが燃費不正関連の費用が減るうえ、日産との共同購買などの効果が利益を250億円押し上げる。営業利益は前期の51億円から700億円に急増する。

 同日、20年3月期に世界販売台数で125万台、営業利益率で6%以上の中期目標を示した。益子修社長は「V字回復を通じて信頼を回復し、持続的な成長への道筋をつけたい」と話した。年内に出す新中期経営計画で日産との提携効果などの具体策を示す。

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