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ギンザシックス開業、「年2000万人」へ新たな人の流れ

2017/4/21 7:01
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 東京・銀座で20日、大型商業施設「GINZA SIX(ギンザシックス)」が開業した。松坂屋銀座店跡など2つの街区を一体的に開発した銀座最大の施設は建物の中央を貫く通路も設け、「銀ブラ」を楽しむ買い物客らの回遊性も高めた。年間来店客数は2000万人を見込んでおり、銀座に新たな人の流れが生まれそうだ。

 「2つの街区を合わせて再開発するという困難な道を選んだ。世界の銀座に進化させたい」。施設運営に参画した森ビルの辻慎吾社長は意気込みを語った。

 ギンザシックスの最大の特徴はその巨大さだ。松坂屋銀座店跡を含む街区と、道路を挟んで隣り合う街区を一体的に整備し、9000平方メートル強の敷地を確保。地上13階・地下6階で、オフィス部分を含む延べ床面積は約14万8700平方メートルと、銀座最大の商業施設になった。

 辻社長は「銀座のど真ん中で圧倒的なスケールの空間を生み出した。数百年の銀座の歴史でも初めてのことだ」と強調する。

 7階以上はオフィスで、1フロアが約6000平方メートルと都内最大級の広さが売りだ。高さ制限がある銀座はこれまで、大規模なオフィスビルの建設が難しかった。ギンザシックスは2街区の一体開発により、高さ制限を守りながら広いオフィスを実現した。オフィスでは約3000人が働き、銀座に新たなにぎわいをもたらす。

 買い物客らの往来の妨げになりかねない巨大施設に対しては当初、「銀座の街の回遊性が損なわれる」(地元関係者)との懸念もあった。ギンザシックスは建物の中央を貫く通路を整備。歩行者と車が通れるようにし、来訪者の回遊性を高めた。

 目抜き通りの中央通りに面した外観には高級ブランド店が軒を連ねたような装飾を施し、買い物客らが店を巡る「銀ブラ」を楽しめる空間を演出した。

 中央通りと反対側の三原通り側の1階には観光バスの乗降所を設置。観光案内や外貨両替、手荷物の一時預かりなどができるサービス拠点「ターミナル ギンザ」も整備した。人通りが少なくなりがちな「裏通り」にもにぎわいを創出する狙いだ。2020年の東京五輪に向け、「銀座の玄関口」として国内外から誘客する。

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