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群馬大、自動運転でNTTデータと提携 人工知能など活用

2017/4/7 7:00
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 群馬大学はNTTデータと組み、自動運転システムの早期実用化を目指す。群馬大が進める自動運転システムの研究に、NTTデータが持つ人工知能(AI)やビッグデータなどの技術を活用する。県内の自治体と組んで共同で実験を進め、企業や地方自治体向けに2020年をめどに事業化したい考えだ。

 NTTデータと6日、「次世代モビリティ社会実装研究に関する協定書」を結んだ。自動運転に関して大学と大手通信企業が連携するのは国内で初めてとなる。昨年末、大学内に設立した自動運転の研究組織に、NTTデータの社員が加わって共同研究するほか、人材育成も進める。

 自動運転の実用化には、自動運転車の導入だけでなく、事前に詳細な道路情報を収集、解析しておくことが欠かせない。導入後は自動運転車の運行を管理したり、車両をメンテナンスしたりすることも必要になる。

 群馬大はNTTデータと組むことでこうしたサービスを一括で提供できる体制を構築し、自動運転の早期普及を目指す。こうしたサービス全体をパッケージ化して企業や自治体に提供する考えだ。

 群馬大の板橋英之学長特別補佐によると「自動運転システムの普及に向けては、外部からソフトウエアに侵入されたり書き換えられたりしないよう、セキュリティーを強化することが課題」という。こうした分野でもNTTデータの技術が活用できるとみている。

 群馬大は「レベル4」と呼ばれる限定されたルート内での完全自動運転を目指し、研究を進めている。16年秋から桐生キャンパス(桐生市)周辺で公道での実証実験を始めた。実験用の車両には建物や障害物との距離を測るレーザーレーダーのほか、信号や白線を認識する全方位カメラ、全地球測位システム(GPS)を搭載。規定ルートを走行しながら道路の情報を収集し、ハンドルやブレーキを自動で動かす。

 17年度には荒牧キャンパス(前橋市)内に走行試験コースと研究棟を設ける。富岡製糸場がある富岡市や太田市、南牧村の公道でも実験を始める。群馬大は今後も異業種との提携を進め、自動運転の普及を進める考えだ。

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