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横浜スタジアム、客席2割増 20年完成、外周に回遊デッキ新設

2017/3/16 7:01
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 プロ野球横浜DeNAベイスターズと球場運営会社・横浜スタジアムは15日、横浜スタジアムの増築計画を発表した。座席数を現在より2割多い3万5000席に増やすほか、試合のない日も回遊できるデッキの新設などに約85億円を投じる。横浜市に計画を提出しており、許可を得た上で11月に着工し、東京五輪前の2020年2月の完成を目指す。

 増築計画では大きく分けて3カ所に座席を増設する。一塁側・三塁側それぞれで内外野のつなぎ目にあたる部分に球場外側にせり出す形で座席を設置。またバックネット裏にも屋上テラス席や個室の観覧席を新設し、全体で現在の2万9000席から6000席増やす。

 現在ある座席など既存の施設の取り壊しなどはせず、増築がメーンとなる計画で「このスタジアムを生かした形で、座席数を12球団の本拠地でも真ん中ぐらいにする」(ベイスターズの岡村信悟社長)のがねらいだ。

 また「街と市民に開かれたスタジアム」という改修テーマのもと、スタジアムの外周を取り巻く回遊デッキを新しく設置する。試合がない日も、近隣住民がジョギングやウオーキングなどでスタジアムに親しんでもらえるようにするほか、デッキには物販施設や飲食店など商業施設が入居するスペースを設けて消費の拡大につなげる。

 設計・施工は清水建設が請け負う予定。プロ野球の試合やイベントの開催に影響が出ないよう、工事はシーズンオフを中心に実施し、20年2月ごろの完成を目指す。

 岡村社長は同日の記者会見で「85億円は大きな額だが、横浜への定着を強固なものにするためにはこの投資が必要だ」と強調。昨年10月の社長就任後に検討を進めてきた計画の実現に期待を込めた。

 横浜スタジアムは横浜公園内にある。公園内の建ぺい率は横浜市の条例で定められており、計画通りスタジアムを増築すると規定の率を超える可能性もあり、市の対応が注目される。

 林文子市長は同日「(ベイスターズが)増築・改修に踏み出すことを市として歓迎する」とのコメントを発表。ベイスターズなどの増築計画の実現に前向きな立場とみられる。

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