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映画・アニメで静岡の街おこし 舞台巡るファンを呼び込み

2017/3/1 7:01
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 静岡県内で映画やアニメを活用して街おこしにつなげようという動きが相次いでいる。静岡市清水区を舞台にした青春小説「ハルチカ」の実写版上映を4日に控え、市などは特別展示で機運を盛り上げる。熱心なファンが作品の舞台となった場所を訪ねる「聖地巡礼」が盛んになる中、新たな観光客層を呼び寄せる策として注目を集めそうだ。

 静岡市はJR静岡駅の北口でハルチカの大型看板の展示を始めた。展示内容はストーリー紹介や撮影シーンの写真などだ。同作品は2016年4~5月にかけて撮影され、三保松原や清水マリンパークなど清水を代表する観光名所が登場する。

 並行して市や静岡商工会議所が参加する静岡市フィルムサポーターズ運営協議会(静岡市)は、市内の撮影場所7カ所やグルメ情報をまとめた冊子を作成した。市内の観光案内所はもちろん、静岡市東京事務所などで2万部を配る。

 商業施設のエスパルスドリームプラザ(静岡市)では施設内に特設コーナーを設けた。映画の撮影で使った校章や出演者のメッセージを載せてファンを呼び込む。

 静岡県も映画振興を支援する。現在、県が後援する形で第1回「ふじのくに映画祭」を開催中だ。2日には静岡市清水区内で「ハルチカ」の先行上映と市井昌秀監督によるトークショーを催す。同映画祭は主に静岡県内で撮影した映画を紹介。「映画をテーマにしてより多くの観光客が静岡に来るようになってほしい」(県観光政策課)という。

 沼津市はアニメ「ラブライブ!サンシャイン!!」の舞台となっており、観光客が殺到している。地元の製パン会社、バンデロール(沼津市)が販売する細長いパン「のっぽ」は作品にも登場するため、駅売店などでコラボ商品を売り出した。

 駅前にはラブライブの登場人物をイメージした飲食物を提供するカフェも開業。駅売店ののっぽの販促看板と併せ「聖地」を演出する。伊豆箱根鉄道グループは登場人物のラッピングタクシーを運行し、土日を中心にファンの予約が絶えない。

 映画やアニメを使った誘客は新たな客層を開拓するとあって期待は大きい。静岡市清水区を舞台にした漫画、ちびまる子ちゃんは台湾で人気が高い。エスパルスドリームプラザの「ちびまる子ちゃんランド」は、15年に中国・台湾を中心にした訪日客が倍増し3万5000人を記録した。16年もほぼ横ばいと高い水準を維持している。

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