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アンリツ株、一時13%高 中国の5G投資に期待

2017/1/7 0:20
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 通信計測器大手のアンリツの株価が6日に急伸した。一時前日比86円(13%)高の741円まで上昇し、2016年2月以来、11カ月ぶりの高値を付けた。中国通信大手3社が2020年までに3千億元(約5兆円)規模を投じて次世代の無線通信規格「5G」の通信網を整備すると伝わり、アンリツが手掛ける通信品質の確認に使う計測器の需要拡大が前倒しになるとの期待が膨らんだ。

 これまで5G関連需要が盛り上がるのは「18年3月期後半以降」(アンリツ)との見方が大勢だった。野村証券の田中誓アナリストは「先行する米韓に加え中国でも5G投資が前倒しとなれば業績への貢献は大きい」とみる。アンリツの日本を除くアジアの売上高比率は3割を占め、その多くは中国向けだ。

 もっとも足元は現行の無線通信規格4Gの通信網整備が一巡し、通信会社による投資の端境期。アンリツの17年3月期の連結純利益は前期比7割減の10億円と4期連続で最終減益となる見込みだ。

 この日は午前10時前に高値を付けた後は売りも出て、34円(5%)高の689円で取引を終えた。今期の会社予想ベースのPER(株価収益率)は90倍超と高水準。証券会社の目標株価が集中する500~670円を上回り、目先は利益確定の売りが出やすそうだ。

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