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外国人の4割、2020年の東京五輪開催「知らない」 政投銀調査

2016/10/8 7:00
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 日本政策投資銀行と公益財団法人の日本交通公社は、外国人が日本への旅行で何を望んでいるのかを聞いた調査結果を公表した。日本で行きたい場所(複数回答)は東京が52%で最も多く、富士山(51%)や大阪(35%)が続いた。2020年の東京五輪・パラリンピック開催を知っている人は30%にとどまり、知らない人(43%)の方が多かった。

 調査は韓国、中国、台湾などアジアの8カ国・地域と、英国、フランス、米国、オーストラリアの欧米豪4カ国に住む20~59歳の外国旅行経験者(近隣の国は除く)を対象に、インターネットを通じ6~7月に実施。6198人の回答を得た。6割近くは訪日経験がない。これまではアジアを対象に調査していたが、今回は欧米豪も加えた。

 日本で訪れたい場所は、東京と関西を結ぶ定番コース「ゴールデンルート」を中心に、北海道や沖縄などの人気観光地を挙げる人が多かった。

 日本を2回以上訪れている人に行きたい場所を聞いたところ、北海道と答えた人が51%で最も多く、東京(48%)を上回った。2回以上訪日しているアジア人では、九州に行きたい人が24%に上った。アジアの人は訪日回数が増えるにつれて、行きたい場所がゴールデンルート以外に分散するのに対し、欧米豪の人は訪日回数が増えてもゴールデンルートに人気が集まる傾向が見られた。

 日本旅行で体験してみたいこと(複数回答)については、約7割が「伝統的な日本料理を食べる」と「桜の観賞」を選んだ。「安価な食事」や「自然や風景の見物」も約6割を占め「温泉」「史跡や歴史的建築物の見学」が続いた。

 地方観光地については「ぜひ旅行したい」「機会があれば旅行したい」が計93%を占めた。地方でしたいことは「自然(が美しい)観光地を訪れる」と「温泉を楽しむ」が約6割を占めた。歴史的な町並みや建造物も人気が高かった。

 熊本地震によって九州の被災地への旅行に対する考え方が変わったかどうかを聞いたところ「旅行を控えない」との回答が約6割に上った。ただ、被災地の観光地別の被害や復旧状況、正確な余震の発生情報を求める声が目立った。

 20年の東京五輪・パラリンピック開催を「知っている」は30%、「聞いた気がする」が27%だった。アジアでは中国で「知っている」が6割超となるなど認知度が高いが、欧米豪では「知らない」が56%を占めた。

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