映画2社、興行収入で株価明暗 東宝はシン・ゴジラ好調

2016/8/31 23:12
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 8月31日の株式市場で映画大手2社の株価の明暗が分かれた。東宝が前日比177円(6%)高の3015円と急反発する一方、東映は一時70円(8%)安の755円と反落し2015年3月以来の安値を付けた。前日、東宝配給の「シン・ゴジラ」や「君の名は。」の好成績が報じられたのをきっかけに個人投資家を中心とした買いが集まった。

 東宝のアニメ映画「君の名は。」は公開3日間で興行収入が12億円を超え、大ヒットの目安とされる30億円突破の期待が高まっている。7月末から公開中の「シン・ゴジラ」も累計で53億円に達した。東宝の17年2月期の連結純利益は前期比14%減の223億円の見通しだが、市場で「上振れ期待が高まっている」(SMBCフレンド調査センターの宮崎充部長)。

 一方、東映は30日付で三菱UFJモルガン・スタンレー証券が投資判断を引き下げた。終値は46円(6%)安の779円だった。期待されていたアニメ映画「ワンピース」は興行収入が累計47億円強で前作の68億円を下回る見込み。村上宏俊シニアアナリストは「映画作品の競争力が下がっている」と指摘している。

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