アジア > アジアニュース
アジア最新ニュースの掲載を始めました

「本当の愛国者」 NYで劉暁波氏の追悼集会

2017/7/16 10:11
共有
保存
印刷
その他

 【ニューヨーク=共同】13日に死去したノーベル平和賞受賞者で中国の民主活動家、劉暁波氏の追悼集会が15日、米ニューヨークで開かれた。米国に亡命した中国の民主活動家や友人ら約300人が、胸に白いカーネーションの花を付けて参列。劉氏を長期拘束した中国政府を非難し、劉氏を「本当の愛国者」とたたえて黙とうした。

15日、米ニューヨーク・クイーンズ地区の台湾会館で開かれた劉暁波氏の追悼式で黙とうする参加者=共同

15日、米ニューヨーク・クイーンズ地区の台湾会館で開かれた劉暁波氏の追悼式で黙とうする参加者=共同

 クイーンズ地区の中国系住民が多い地域にある「台湾会館」が会場。ステージには大きな顔写真と花束が並び「劉暁波は永遠の存在」と書かれた垂れ幕が掲げられた。

 劉氏は1989年6月の天安門事件の直前、ニューヨークに滞在しコロンビア大で客員研究員をしていた。当時から親しかったという元雑誌編集者の胡平さん(70)は「国際社会は(劉氏を死に追い込んだ)中国の非民主的な状況にもっと関心を持ち、改めるよう中国政府に圧力をかけてほしい」と訴えた。

 89年の民主化運動に関わった王軍濤氏(59)は、劉氏の最後の願いは妻の劉霞さんの安全と自由だったとして、中国政府に劉さんを解放するよう求めた。

 追悼式では、2010年のノーベル平和賞授賞式で、出席できなかった劉氏のいすに受賞証書が置かれた映像や、生前の劉氏のインタビュー映像が流れ、参列者は真剣な表情で見入っていた。

共有
保存
印刷
その他

電子版トップアジアトップ

NIKKEI ASIAN REVIEW

COMPANIES TO WATCH

[PR]