東証大引け、急反発 上げ幅1300円超、空売りの買い戻し強まる

2015/9/9付
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 9日の東京株式市場で日経平均株価は急反発し、前日比1343円43銭(7.71%)高の1万8770円51銭と、この日の高値で終えた。上げ幅は、市場が想定していなかった政治改革関連法の成立で大幅上昇した1994年1月31日(1471円24銭)以来、21年7カ月ぶりの大きさで、歴代では90年8月15日(1439円59銭)に次ぐ6番目。前日の海外株式相場の上昇を受けて国内でも運用リスクをとる動きが強まり、空売りの買い戻しが相場上昇に拍車をかけた。

 前日の海外株式相場の上昇を受けて朝方から大幅高で始まった。外国為替市場で円相場が弱含んだことも手伝って、トヨタ日産自の自動車株をはじめ、幅広い銘柄に買いが広がった。最近の相場下落を受けた利益確定のための空売り勢の買い戻しのほか、きょうの相場の急速な回復を受けた損失覚悟の買い戻しも強まり、後場には上げ幅が1000円を超えた。円相場の弱含みも手伝って全面高となり、日経平均を構成する全225銘柄が上昇した。

 株価指数先物・オプションの特別清算指数(SQ)を算出する「メジャーSQ」を控えた期先物への乗り換え(ロールオーバー)については「株式相場の先高観から順調に進む可能性が高い」(カブドットコム証券の河合達憲投資ストラテジスト)との声が聞かれた。

 JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も大幅に反発した。

 東証1部の売買代金は概算で3兆1483億円。売買高は27億9600万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1877と全体の98%以上を占めた。値上がり銘柄数はQUICK端末でデータが確認できる1997年2月3日以降で最多。一方、値下がりはわずか14、変わらずは6だった。

 ファストリファナックの値がさ株が急伸したほか、TDK京セラの電機株、武田中外薬の医薬品株も上昇が目立った。コナミパイオニアは年初来高値を更新した。

 東証2部株価指数は4日ぶりに大幅反発した。ラオックスコメ兵が上げ、アトムノザワが下げた。〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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