東証大引け、高値更新 上げ幅は今年最大 ギリシャ進展を好感

2015/6/23付
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 23日の東京株式市場で日経平均株価は大幅に3日続伸し、前日比381円23銭(1.87%)高の2万0809円42銭と年初来高値を約3週間ぶりに更新した。2000年4月以来、約15年2カ月ぶりの高値水準で、同月に記録したITバブル時の高値(2万0833円)に迫った。上げ幅は昨年12月19日(411円)以来の大きさだった。前日の欧米株高やギリシャ債務問題の解決に向けた動きを好感した買いが入った。

300円超上げ、2万800円台で取引を終えた日経平均株価(23日午後、東京都中央区)
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300円超上げ、2万800円台で取引を終えた日経平均株価(23日午後、東京都中央区)

 取引時間前にギリシャの金融支援を巡る協議で一定の前進があったことが伝わり、朝方から幅広い銘柄に買いが入った。119円高で寄り付いた日経平均はその後も上げ幅を拡大し、前場は330円高。後場入り直後は膠着感が強まったが、外国為替市場で円相場が1ドル=123円台後半と円安・ドル高方向に進むと、大引けにかけて再び騰勢を強め、この日の高値引けとなった。予想以上の堅調相場を受けて、空売りの買い戻しが活発化したことも相場上昇に拍車を掛けたようだ。

 JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)もともに大幅に3日続伸した。

 東証1部の売買代金は概算で2兆8521億円。売買高は28億3127万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1550と全体の8割を占めた。値下がりは254、変わらずは82だった。

 第一生命T&Dなどの保険株や、みずほFG三井住友FGの銀行株が買われた。為替が円安方向に傾いたことでトヨタ日産自の自動車株も上昇した。三井化学三菱ケミHDカシオオリンパスは大幅高。JALANAHDもそろって買われ、業種別東証株価指数(TOPIX)で空運は値上がり率トップになった。一方で菱ガス化住友化が大幅安。花王ビックカメラも売られた。

 東証2部株価指数は3日続伸した。ラオックス安川情報が上げ、象印日本和装が下げた。〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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