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商品概況

NY商品、原油が大幅安 米在庫増で3カ月ぶり安値、金は7日続落

2017/3/9 6:00
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【NQNニューヨーク=神能淳志】8日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場は大幅に3日続落した。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の4月物は前日比2.86ドル(5.4%)安の1バレル50.28ドルで取引を終えた。米在庫増を嫌気した売りが膨らみ、一時50.05ドルと期近物としては2016年12月15日以来、約3カ月ぶりの安値を付けた。

 米エネルギー情報局(EIA)が発表した週間の石油在庫統計で米原油在庫は前週から820万バレル増え、市場予想を大幅に上回った。在庫水準はデータが遡れる1982年以降で最大となり、需給の緩みを意識した売りが広がった。

 米連邦準備理事会(FRB)による3月の追加利上げの観測を受けて外国為替市場では円、ユーロなど主要通貨に対するドル高が進んだ。ドル建てで取引される原油先物の割高感が意識されたことも相場の重荷となった。

 一部報道によると、クウェートのマルズーク石油相は8日、石油輸出国機構(OPEC)による2月の生産が、減産目標よりさらに4割少なかったと明らかにした。OPEC加盟国と非加盟国による昨年の減産合意が原油価格を支えてきたものの、米国内の増産への警戒が根強く相場への影響は限られた。

 ガソリンとヒーティングオイルはともに4営業日ぶりに反落した。

 ニューヨーク金先物相場は7日続落した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心である4月物は前日比6.7ドル安の1トロイオンス1209.4ドルで終えた。一時1206.4ドルまで下げ、2月1日以来およそ1カ月ぶりの安値を付けた。米雇用情勢の改善を受け、米金利の上昇やドル高が進んだことが売り材料視された。

 米民間雇用サービス会社ADPが公表した2月の全米雇用リポートでは雇用者の増加数が市場予想を大きく上回った。FRBによる3月利上げが意識されて米金利が上昇。金利の付かない金から資金が流出するとの見方が先物の売りを誘った。外国為替市場でドル高となったことも、ドルの代替投資先とされる金の売りにつながった。

 銀は続落し、プラチナは3日続落した。

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