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商品概況

NY商品、原油続落 EIAが米生産予想引き上げ、金1カ月ぶり安値

2017/3/8 6:00
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【NQNニューヨーク=古江敦子】7日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場が小幅に続落した。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の4月物は前日比0.06ドル安の1バレル53.14ドルで終えた。朝方は買い優勢で推移したが、取引終了にかけて米国の需給悪化を警戒した売りに押された。

 国際エネルギー機関(IEA)が6日発表した2022年までの中期石油市場リポートを改めて材料視した買いが先行した。IEAは新たな開発投資が増えなければ一時的な需給ひっ迫で原油価格が急騰するリスクがあるとの見通しを示した。インドなど新興国を中心に需要の堅調な増加基調も見込んだため、先物に買いを促した。

 ロシアのエネルギー相が4月末までにも減産の目標水準を達成する見通しを前日に示したと伝わったのも相場を支えた。

 ただ、その後は上値が重くなった。米エネルギー情報局(EIA)が正午過ぎに発表した3月の「短期エネルギー見通し」の月報で、17年と18年の米国の原油生産見通しを2月時点から引き上げた。8日発表の週間の石油在庫統計では原油在庫の増勢が続くとの予想が多く、「IEAの中期予想よりも足元の需給の緩みを嫌気した売りが出た」(トラディッション・エナジーのジーン・マクギリアン氏)との指摘があった。

 サウジアラビアのファリハ・エネルギー産業鉱物資源相がテキサス州で開催中のエネルギー業界の会合で「石油業界は米国で回復の兆しがみられる。おそらく急速に成長している」と述べたと伝わった。将来の需要増に対応するためシェールオイルへの投資促進は歓迎するとも述べたと伝わったが、相場の反応は目立たなかった。

 ガソリンとヒーティングオイルは3日続伸した。

 金先物相場は6日続落した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で、取引の中心である4月物は前日比9.4ドル安の1トロイオンス1216.1ドルで終えた。一時は1214.1ドルまで下げ、中心限月として2月3日以来ほぼ1カ月ぶりの安値を付けた。3月の米利上げ観測が高まっており、金市場への資金流入が細るとの見方から売りが続いた。

 銀は反落。プラチナは続落した。

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