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NY商品、原油が3日続伸 主要産油国の減産延長に期待 金は小反発

2017/5/20 5:09
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【NQNニューヨーク=神能淳志】19日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場は3日続伸した。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の6月物は前日比0.98ドル高の1バレル50.33ドルで取引を終えた。主要産油国が協調減産を延長し、原油需給の悪化に歯止めが掛かるとの期待から買いが優勢だった。

 原油先物は一時50.49ドルまで上昇し、期近物としては4月21日以来およそ1カ月ぶりの高値を付けた。石油輸出国機構(OPEC)は25日の総会で6月末に期限を迎える協調減産について議論する。15日にはOPEC最大の産油国サウジアラビアと、非加盟国のロシアが減産を9カ月延長する方針で合意しており、市場は協調減産の延長が決まると確実視している。

 ロイター通信は19日に関係者の話として、OPEC総会では「米シェール企業を中心とした非加盟国の供給増で原油産出量の一段の削減も選択肢になる」と報じた。主要産油国が原油需給引き締めに積極的になるとの思惑が浮上し、原油先物の買いを誘った。

 だが、買い一巡後は伸び悩んだ。米石油サービス大手ベーカー・ヒューズが午後に発表した米石油掘削装置(リグ)の稼働数は18週続けて増加。前週比8基増の720基と、2015年4月17日以来ほぼ2年ぶりの高水準となった。シェール企業を中心に米国での増産が続き、OPECが減産しても需給の緩み解消には時間が掛かるとの見方が相場の重荷となった。

 ガソリンは続伸し、ヒーティングオイルは8日続伸した。

 ニューヨーク金先物相場は小幅に反発した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心である6月物は前日比0.8ドル高の1トロイオンス1253.6ドルで終えた。外国為替市場では主要通貨に対するドル安が進み、ドルの代替投資先とされる金には買いがやや優勢だった。ロシアを巡る疑惑で米政権運営に不透明感が残ることも金相場の支えとなった。

 しかし、相場の上値も限られた。19日は米株式相場が大きく上昇。投資家のリスク回避姿勢は和らいでおり、逃避資金の受け皿とされる金から資金が流出するとの見方が売りにつながった。

 銀とプラチナも反発した。

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