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為替概況

NY円、急反落 1ドル=111円75~85銭、日銀追加緩和への思惑で

2016/4/23 6:37
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【NQNニューヨーク=神能淳志】22日のニューヨーク外国為替市場で円相場は急反落した。前日比2円35銭の円安・ドル高の1ドル=111円75~85銭で終えた。日銀が近く追加の金融緩和に踏み切るとの思惑が強まり、円売り・ドル買いが加速。円相場は一時111円81銭を付け、1日以来3週ぶりの円安・ドル高水準まで下げた。

 朝方から円売り・ドル買いが先行した。一部通信社が金融緩和策の一環として、日銀内で「金融機関に対する貸し出しに対してもマイナス金利の適用を検討する案が浮上している」と伝え、急速に円安が進んだ東京市場の流れを受けた。

 日銀は27~28日に金融政策決定会合を開く。景気の先行き不透明感に加え、11日には円が一時107円63銭と約1年5カ月ぶりの円高・ドル安水準を付けたため、市場の一部では追加緩和に動くとの観測が根強い。

 米商品先物取引委員会(CFTC)が22日発表した通貨先物市場の投機筋による円の買い越しは、最近の円高基調を映して2週続けて過去最大だった。「110円を底と考えて円を買っていた市場参加者も多く、節目を明確に割り込んだことで損失覚悟の円売りも出た」(邦銀の外為ディーラー)という。

 来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)を前にユーロなどの主要通貨に対してドルが上昇したのもあって、ニューヨーク市場でも円安進行に拍車が掛かった。

 ニューヨーク市場での円の高値は110円75銭で、安値との差は1円06銭だった。

 円は対ユーロでも大幅反落し、前日比1円95銭の円安・ユーロ高の1ユーロ=125円45~55銭で終えた。日銀の追加緩和への思惑から対ユーロでも円売りが優勢だった。

 ユーロは対ドルで3日続落した。前日比0.0065ドル安い1ユーロ=1.1215~25ドルで終えた。欧州中央銀行(ECB)は21日の理事会で政策金利を維持したものの、市場ではさらなる利下げの観測が根強い。

 年初からの市場の混乱が一服して米雇用情勢の改善も続いており、米連邦準備理事会(FRB)は利上げに動きやすくなっているとの見方もユーロ売り・ドル買いを誘い、ユーロは一時1.1218ドルと3月29日以来およそ3週ぶりの安値を付けた。

 この日のユーロの高値は1.1270ドルだった。

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