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為替概況

NY円、反発 1ドル=110円35~45銭 米雇用伸び悩みで円買い

2017/6/3 6:34
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【NQNニューヨーク=古江敦子】2日のニューヨーク外国為替市場で円相場は反発し、前日比95銭円高・ドル安の1ドル=110円35~45銭で取引を終えた。一時は110円33銭と5月18日以来ほぼ2週ぶりの円高水準を付けた。5月の米雇用統計で雇用者数が市場予想ほど増えず、米利上げペースが緩やかになるとの見方から円買いが入った。

 欧州市場で進んだ円安・ドル高の流れを引き継ぎ、早朝は111円55銭まで円安が進んだ。だが、雇用統計が発表されると円買いに傾いた。

 雇用統計では非農業部門の雇用者数が前月比13万8000人増と市場予想(約18万5000人増)ほど増えなかったうえ、3月と4月分が下方修正された。賃金上昇率は前年同月比2.5%にとどまり、米労働市場の回復の勢いは想定ほど強くないと受け止められた。

 「6月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で追加利上げを見送るほどの低調さではないが、先行きの利上げペースが緩やかになる可能性がある」(コモンウェルス・フォーリンエクスチェンジのオマー・エシナー氏)との見方が増え、円など主要通貨に対してドル売り圧力が強まった。

 米長期金利が一時は約7カ月ぶりの低水準に沈み、日米金利差の縮小を受けた円買い・ドル売りもかさんだ。

 取引終了にかけて円はやや上値が重くなった。米株式市場でダウ工業株30種平均など主要3指数が過去最高値を連日で更新。低リスク通貨とされる円の売りを誘った。

 円は対ユーロで3日ぶりに反発した。前日比25銭円高・ユーロ安の1ユーロ=124円55~65銭で取引を終えた。ドルに対して円の上昇圧力が強まり、ユーロに対しても円買いが波及した。

 ユーロは対ドルで反発。前日比0.0070ドル高い1ユーロ=1.1280~90ドルで終えた。一時は1.1285ドルまで上昇し、2016年11月9日以来ほぼ7カ月ぶりのユーロ高水準を付けた。米雇用統計を受けて米利上げペースが緩やかになるとの見方から、ユーロ買い・ドル売りが強まった。

 取引終了にかけてユーロはやや上値が重くなった。「欧州中央銀行(ECB)の定例理事会と英総選挙を来週8日に控え、結果を見極めたいとしてユーロを買い急ぐムードが次第に薄れた」(エシナー氏)という。

 この日の安値は朝方に付けた1.1206ドルだった。

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