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為替概況

NY円、横ばい 1ドル=109円15~25銭、一時4カ月ぶり円高も持ち高調整の売り

2017/8/12 7:07
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【NQNニューヨーク=戸部実華】11日のニューヨーク外国為替市場で円相場は横ばいだった。前日と同じ1ドル=109円15~25銭で取引を終えた。北朝鮮情勢の緊迫化で、リスク回避の際に買われやすい円は買いが先行。低調な米物価指標を受けて米長期金利が低下し、円など主要通貨に対するドル売りを促した。ただ週末を控え、取引終了にかけては持ち高調整の円売りが強まった。

 11日朝に発表された7月の米消費者物価指数(CPI)は前月比0.1%上昇した。市場予想(0.2%上昇)を下回り、物価上昇が鈍いと受け止められた。米連邦準備理事会(FRB)が利上げに動きにくくなるとの観測が広がり、発表直後は円買い圧力が強まった。一時は108円72銭と約4カ月ぶりの円高水準まで上昇した。

 北朝鮮を巡る地政学リスクを背景とした円買いも続いた。トランプ米大統領は11日朝、「軍事的な解決策は完全に準備ができている」とツイッターに投稿。北朝鮮に対する強硬姿勢を改めて示し、リスク回避目的の円買いが入りやすかった。

 半面、円が急速に下げる場面もあった。ロシアが北朝鮮情勢の沈静化に向けて中国と介入する姿勢を示したと伝わり、米朝関係の緊張緩和を期待した円売りが出た。

 今週は北朝鮮情勢を受けた円買いが進んでいた。このため取引終了にかけては「週末を控え買い持ち高を減らすための円売りが出た」(ジェフリーズのブラッド・ベクテル氏)との指摘があった。

 円の安値は1ドル=109円40銭だった。

 円は対ユーロで4日ぶりに反落した。前日比50銭の円安・ユーロ高の1ユーロ=129円00~10銭で終えた。前日までリスク回避目的の円買いが続いたため、週末を控えて持ち高調整の円売り・ユーロ買いが優勢だった。

 ユーロは対ドルで3日続伸した。前日比0.0045ドル高い1ユーロ=1.1815~25ドルで終えた。米CPIが市場予想に届かず、米利上げ観測が後退。米地区連銀総裁らが引き締めに慎重な発言をしたこともあって、対ユーロでもドルが売られた。

 ユーロの高値は1.1848ドル、安値は1.1755ドルだった。

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