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為替概況

NY円、反発 1ドル=111円20~30銭 米政治リスク高まり円買い

2017/5/20 6:38
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【NQNニューヨーク=古江敦子】19日のニューヨーク外国為替市場で円相場は反発した。前日比25銭円高・ドル安の1ドル=111円20~30銭で取引を終えた。午前中は米株高を背景に低リスク通貨とされる円が売られる場面があった。だが、米紙の報道をきっかけに米政権とロシアの関係を巡る疑惑が一段と深まり、午後は円買い・ドル売りが優勢となった。

 米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)など米メディアは19日午後、トランプ米大統領が米連邦捜査局(FBI)のコミ―長官を解任した翌日に、ロシア政府高官に対し解任理由がロシアを巡るFBIの捜査にあったことを臭わせていたと報じた。米政府はすぐに報道を否定したが、事実なら司法妨害となり米政権基盤が大きく揺らぐ。

 ロシア疑惑が深刻化すれば減税など景気刺激策の審議が遅れるとの観測が強まり、円買い・ドル売りが優勢になった。

 米金利が低位にとどまったことも円を支えた。市場では「金利の低さは米連邦準備理事会(FRB)が見込む年3回の利上げが2回にとどまる可能性を映している」(ブラウン・ブラザーズ・ハリマンのウィン・シン氏)との声が聞かれた。米利上げが緩やかなペースにとどまるとの見方から、対円でドル買いに傾けた持ち高を減らす動きが出たという。

 原油先物相場が上昇し、ノルウェーのクローネやロシアのルーブル、カナダドルなど産油国通貨に対してドルが売られた。これが円に対するドル売りに波及した面もあった。

 円の高値は111円04銭、安値は111円67銭だった。

 円は対ユーロで続落した。前日比85銭円安・ユーロ高の1ユーロ=124円60~70銭で取引を終えた。ドルに対してユーロが大きく上昇し、円に対してもユーロ買いが波及した。

 ユーロは対ドルで大幅に反発。前日比0.0100ドル高い1ユーロ=1.1200~10ドルで終えた。一時は1.1212ドルと、2016年11月9日以来ほぼ半年ぶりのユーロ高・ドル安水準を付けた。フランス大統領選後に欧州政治リスクが後退した上、欧州の経済指標が改善しているため、持ち高調整のためのユーロ買い・ドル売りが続いた。

 ユーロの安値は朝方に付けた1.1175ドルだった。

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