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地域で起業 魅力高める 泉北ニュータウン半世紀(4)
軌跡

2016/12/2 6:00
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 10月末、ニュータウンの公園で「泉北ならではのライフスタイルを語るシンポジウム」が開かれた。パネリストの間からはコミュニティービジネスに取り組む事例の発表が相次いだ。

 コンサルタント業「いただきますプランニング」の山口香代子代表は「自宅に菓子工房を設け、地元産の食材を原料にしたシフォンケーキなどを販売したい」と意気込む。堺市が2015年度に創設した「コミュニティビジネス支援制度」の対象に選ばれ、事業費の補助を受ける見通しだ。

ニュータウン内の公園は週末になると、スポーツ体験教室など様々なイベントでにぎわう(堺市の大蓮公園)
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ニュータウン内の公園は週末になると、スポーツ体験教室など様々なイベントでにぎわう(堺市の大蓮公園)

 深刻な住宅難に見舞われた高度成長期に開発された泉北ニュータウンは、住むことに特化した街の性格が強く、会社や工場など働く場所は少ない。だが、夫婦の共働きが増え、職住近接型のニュータウンへの変革が求められている。

 堺市はモノ作りがしやすくなるように、建物の用途規制の緩和などを検討している。竹山修身市長も「子供が親の働く姿を間近で見るようなスモールビジネスを増やすことが大事だ」とエールを送る。

 レモンを泉北の特産品にしよう――。パソコン講師の苅谷由佳さんが昨年始めたのがレモンを生かした街づくり事業「泉北レモンの街ストーリー」だ。事業に賛同する人に苗木を1本3千円前後で販売し、庭先などで育ててもらう。収益はニュータウン活性化のためのイベント資金に充てる。

 定年を迎えたリタイア世代に泉北に住み続けてもらうための取り組みもある。NPO法人すまいるセンター(堺市)の西上孔雄代表理事は「文化やスポーツのサークル活動が充実していると高齢者にも魅力的な街になる」と指摘。泉北のサークル同士の交流やボランティア運動の支援に力を入れる。(この項おわり)

次回は「ルミナリエ つなぐ光」

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