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提灯 夜の街並みに誘う 「ならまち遊歩」16日から

2017/8/11 6:32
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 江戸時代の町家が軒を連ねる奈良市の歴史的街並み「ならまち」で16~25日、町家に提灯(ちょうちん)をつるす「ならまち遊歩」が初めて開催される。県と市と地元が連携し、周辺に約360個の提灯をつるし、街の散策や飲食店への来店を促す。開催中の「なら燈花会(とうかえ)」と合わせ、奈良観光の弱点である夜の観光のにぎわいづくりを目指す。

「ならまち遊歩」は奈良の夜のにぎわい創出に期待がかかる(写真はイメージ)

 県と市の職員、商店街幹部や店長らからなる約30人の実行委員会が主催する。町家約300軒、周辺の3商店街約60カ所に期間中、午後6時半~9時半まで「ならまち遊歩」のロゴ入り提灯をつるす。近隣の猿沢池にも丸形の提灯を約100個浮かべる。500円で紙提灯に絵や文字を自由に描くオリジナル提灯づくりのイベントもある。

 飲食店や雑貨店などの利用者向け特典もある。500円で「手形」を購入すれば125店舗で割り引きや限定メニューなどのサービスを受けられる。19、20日には猿沢池に設けた特設舞台「猿沢池池床」で地元の芸者が舞を披露する。

 南都経済研究所の嶌川安雄理事長は「ならまちは元興寺境内の面影を残す趣ある街並み。地域の価値を知ってもらい、夏の名残を惜しむのにふさわしいイベント。定着を期待したい」と話す。

 現在、奈良市の奈良公園周辺では約2万本のろうそくの火をともす「なら燈花会」が14日まで開催中。「ならまち遊歩」の実行委員の中にはなら燈花会の協賛企業の社長もいる。夏の連続したイベントになれば、「夜行く所がない」との不満の声も聞かれる奈良の夜のにぎわい創出につながるかもしれない。

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