武田、バリアント胃腸薬買収が破談に 米紙報道

2016/12/1 2:06
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 【ニューヨーク=高橋里奈】武田薬品工業によるカナダの製薬会社バリアント・ファーマシューティカルズ・インターナショナルの胃腸薬事業買収に関する交渉が破談になったことが30日わかった。米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)が報じた。実現すれば100億ドル(約1兆1400億円)規模とみられていたが、金額面などで折り合わなかったという。

 武田が買収を目指していたのはバリアント傘下の胃腸薬に強い米サリックス・ファーマシューティカルズ。バリアントは2015年にサリックスを買収したが、会計処理を巡る自社の不祥事で財務基盤が悪化しており、買収後にサリックスの売却も検討していた。

 ウォール紙によると、武田とは再交渉の可能性が残っているものの、バリアントは現在、売却よりもサリックスの事業強化を優先している。

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