アジア > アジアニュース
アジア最新ニュースの掲載を始めました

ロ中が拒否権で廃案 安保理のシリア化学兵器関連制裁決議案

2017/3/1 2:51
共有
保存
印刷
その他

 【ニューヨーク=高橋里奈】国連安全保障理事会は28日、シリアの化学兵器使用を巡る制裁決議案を採決したが、ロシアや中国が拒否権を行使して廃案となった。決議案はシリア政府や政府機関へのヘリコプター、化学兵器の原料や部品の供給を禁止するよう国連加盟国に求めていた。

 ロシアがシリア問題を巡り拒否権を行使するのは7回目。シリア政府関連の21個人・団体の資産凍結を含む制裁決議案は米英仏が提出したが、ロシア、中国、ボリビアの3カ国が反対、エジプトなど3カ国が棄権した。日本は賛成した。

 米国のニッキー・ヘイリー国連大使は採決後、「シリア政府は過激派組織『イスラム国』(IS)よりはるかに多く化学兵器を使用した」とアサド政権を批判、中ロの拒否権により「採択されなかったことは恥だ」と非難した。ロシアのサフロンコフ次席大使はシリア政府が化学兵器を使用したという「説得力のある証拠はない」と反発した。

共有
保存
印刷
その他

電子版トップアジアトップ

NIKKEI ASIAN REVIEW

COMPANIES TO WATCH

[PR]