通商協議後回しで一致 英担当相、EU離脱「変わらず」

2017/6/20 5:11
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 【ブリュッセル=森本学】欧州連合(EU)と英国は19日にブリュッセルで開いた英国離脱を巡る初の交渉会合で、英国に支払いを求める「清算金」など離脱条件の協議を最優先する方針で一致した。通商協議は後回しする。EUが求めていた交渉手法に英が応じた。英総選挙を受けて英国の離脱戦略が不透明になっているが、デービス英EU離脱担当相はEU単一市場と関税同盟から離脱する基本方針は「変わっていない」と強調した。

英EU離脱担当相のデービッド・デービス氏(左)とEU首席交渉官のミシェル・バルニエ氏(19日、ブリュッセル)=AP

 会合では毎月1週間ずつ交渉会合を開く方針で一致した。次回は7月17日から開く。当面は(1)英国で暮らすEU市民の権利や地位の保護(2)最大600億ユーロ(約7兆4000億円)とされる英国の未払い分担金などEU加盟の「清算金」支払い(3)離脱後の英国とアイルランドの国境管理――の3分野の離脱条件の交渉を最優先する。

 そこで「十分な進展」があったとEU首脳会議が判断した後に、離脱後の自由貿易協定(FTA)の準備協議に入る。英を除くEU27カ国の首脳会議が4月に採択した交渉指針で英国に求めていた進め方だ。英国はできるだけ通商協定と離脱条件を並行して協議したい構えだが、交渉入りを急ぐため、まずはEU方針を受け入れた。

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