米紙ワシントン・ポスト、リオ五輪に「AI記者」投入

2016/8/13 6:40
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 【ニューヨーク=清水石珠実】米有力紙「ワシントン・ポスト(WP)」が、リオデジャネイロ五輪報道で人工知能(AI)を記事作成に導入し、話題を集めている。“AI記者”は試合結果やメダル獲得数など、短い原稿を担当。一方で人間の記者は、現場の様子を伝える記事や選手への取材を踏まえた分析記事の執筆にあたり、AIと人間が役割分担する形になっている。

 AI記者の原稿は、通常3行前後。WP紙のブログページやツイッターで速報系の記事を流している。ツイッター上で、AI記者の作成した記事は「@WPオリンピックスボット」と表示されている。各国のメダル獲得数をまとめたり、試合終了後すぐに勝敗結果を伝えたりするほか、注目の種目が始まる15分前に「お知らせ」を流したりもしている。

 今回、リオ五輪報道に活用されたAIは、WP紙が社内で独自開発した。AI導入の理由を、責任者の戦略担当ディレクター、ジェレミー・ギルバート氏は「スポーツ記者を試合結果の速報書きという単純作業から解放し、専門性を生かした深掘りの記事作成に時間を割けるようにするため」と説明する。今後、こうしたAIの仕組みは、五輪同様に大量のデータ処理が必要とされる選挙や犯罪、不動産関連のニュース報道で有効とみている。

 AI記者による記事作成は、米大手通信社AP通信が米国企業の決算原稿や一部のスポーツの報道に活用している。

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