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新iPhoneは日本重視 フェリカもマリオも
「スイカ」10月末から

2016/9/8 6:58
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 【シリコンバレー=兼松雄一郎】米アップルは7日、米サンフランシスコで新製品発表会を開き、10月末からJR東日本の電子マネー「スイカ」などが利用できるところでスマートフォン(スマホ)「iPhone(アイフォーン)」による決済が可能になると発表した。これにより、決済サービス「アップルペイ」が日本でもスタートする。

 任天堂の「スーパーマリオ」のスマホ向けゲームの配信、「ポケモンGO」の腕時計型端末「アップルウオッチ」への対応開始も発表するなど、「日本重視」の発表会となった。

 あわせて発表したiPhoneとアップルウオッチの新モデルで、日本で販売される端末に限って「フェリカ」のチップを搭載。iPhoneに決済手段としてスイカなどを登録して使えるようになる。アップルがハードで地域限定の対応をするのは珍しい。発表会に参加したJR東日本の小県方樹副会長は「将来的には訪日客も使えるようにアップルと協議していきたい」と語った。

 iPhoneの新モデル「7」ではイヤホンの穴をなくし、充電端子に集約した。従来型の有線式のイヤホン端子を使い続けられるようにコネクターもつける。独自の無線式イヤホンも税別1万6800円で10月下旬に発売する。

 iPhone新モデルの価格は649ドル(日本では税別7万2800円)から。発売日は16日。「IP67」の耐水性を持たせ、カメラの機能も高めた。ソフトで画像を解析し、遠近感や中心人物の質感がより鮮明になるように修正する。光や色の調整性能を大幅に上げた。手ぶれ防止機能も標準化した。

 大画面モデル「7プラス」では背面カメラを2つに増やしたほか、光学ズーム機能を高めて10倍まで望遠が可能になった。2つのカメラを使った高機能化では中国・華為技術(ファーウェイ)や韓国LG電子が導入で先行していたが、アップルは自ら設計した高性能画像処理チップによる補正力で違いを打ち出した。

 電池の持続時間は1~2時間延び、データの処理速度も高めた。スピーカーはステレオ式にした。データ利用量が増え続けているのに対応し、最小の記憶容量を16ギガ(ギガは10億)バイトから32ギガに上げた。ただデザイン面の更新は小幅で、大きな変更は来年に持ち越された。

 新ウオッチは全地球測位システム(GPS)に対応した。ハイキングなどで移動距離がより正確に測れるようになる。防水性能を高め、水深50メートルまでの使用が可能になった。スピーカーの振動で水を押し出す機構をつけ、高い防水性能を実現した。新モデルの価格は369ドル(日本では税別3万7800円)から。米ナイキとバンドやアプリを共同開発したモデルを10月末に発売する。セラミック製のモデルもあらたに追加した。


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