米3月利上げ、市場は懐疑的 FOMC「かなり早期が適切」

2017/2/24 0:00
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 【ワシントン=河浪武史】米連邦準備理事会(FRB)が22日公表した1月31日~2月1日の米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨では、参加者の多くが「かなり早期の追加利上げが適切だ」と指摘していたことがわかった。ただ、3月の次回会合での利上げ観測は高まらず、5月以降との見方が大勢だ。

 FRBは3月14~15日に次回のFOMCを開く。イエレン議長は2月中旬の米議会証言で「今後数回の会合で追加利上げの是非を判断する」とした。市場は3月、5月、6月のいずれかの会合でFRBが金融引き締めに踏み切ると予測する。3月に利上げを決断すれば利上げペースの急加速につながり、ドル相場の動揺を招く可能性もある。

 22日公表の議事要旨では、多くの参加者が「かなり早期(fairly soon)の追加利上げが適切だ」と判断していることがわかった。うち数人は「次回会合も含め、金融政策を着実に正常化すべきだ」とし、3月の会合での利上げの可能性を視野に入れていることを表明している。

 一見すると次回会合での利上げを示唆する文言にも読めるが、昨年12月の1年ぶりの利上げを“予言”した同11月の議事要旨と比べると、今回の表現は弱い。11月の会合では追加利上げについて「比較的早い(relatively soon)」としつつも、一部の参加者は「次回会合で利上げすべきだ」と明言していた。

 市場ではFRBに迷いがあるとみて「3月に利上げする可能性はかなり低い(fairly low)」(JPモルガンのマイケル・フェローリ氏)と冷めた声が広がる。先物市場から算出する3月の利上げ予測は22%にとどまっている。

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