レーニン埋葬の法案提出 プーチン氏、革命に距離?

2017/4/21 10:26
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 【モスクワ=共同】タス通信によると、モスクワの「赤の広場」のレーニン廟(びょう)に安置されているロシア革命の指導者レーニンの遺体埋葬に向けた法案を、プーチン大統領を支える与党「統一ロシア」と、極右の自由民主党の一部議員が20日、下院に提出した。

 今年は1917年のロシア革命から100周年に当たる。プーチン氏は賛否を明らかにしていないが、政権の安定を背景に、革命やソ連時代と一定の距離を置こうとする可能性もある。

 24年に死去したレーニンの遺体は特殊な保存処理を施され、廟の中で公開されてきた。だがソ連崩壊後は、埋葬すべきだとの声が相次ぎ、社会問題となっていた。

 ソ連時代が遠ざかるにつれ、世論では埋葬派が増加傾向にある。独立系世論調査機関レバダ・センターによる3~4月の調査では、クレムリン周辺ないしサンクトペテルブルクの墓地への埋葬を求める国民は58%に達し、現状維持を望む声(31%)を上回った。

 ただソ連時代を称賛する共産党は埋葬に反対。ジュガーノフ党首は「記念すべき年に問題を蒸し返すのは挑発だ」と指摘している。ソ連時代に郷愁を抱く国民も多く、激論を招きそうだ。

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