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北朝鮮、新型エンジンの燃焼実験 弾道ミサイル向けか

2017/3/19 19:49
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 【ソウル=山田健一】北朝鮮の朝鮮中央通信は19日、弾道ミサイルに搭載できるとみられる新型の高出力エンジンの燃焼実験を地上で実施し、「成功した」と報じた。在韓米軍への地上配備型ミサイル迎撃システム(THAAD)配備やトランプ米政権の圧力強化をけん制する意図がありそうだ。

北朝鮮の労働新聞が19日掲載した、東倉里の「西海衛星発射場」で行われた高出力ロケットエンジンの地上燃焼実験の写真=共同

北朝鮮の労働新聞が19日掲載した、東倉里の「西海衛星発射場」で行われた高出力ロケットエンジンの地上燃焼実験の写真=共同

 実験には金正恩(キム・ジョンウン)委員長が立ち会い、「(成功に伴う)今日の勝利がどのような意義をもつか、全世界がまもなく目撃することになる」と述べた。追加の武力挑発を示唆した発言と受け止められる。

 北西部の東倉里(トンチャンリ)で実施した実験は大陸間弾道ミサイル(ICBM)の開発を念頭に置いた可能性がある。金委員長が成功を「3.18革命」と名付けたとされることから、18日に実行したとみられる。

 北朝鮮は東倉里で、米韓合同軍事演習中の昨年4月にICBMのエンジン燃焼実験、同9月にも長距離弾道ミサイル向けと推定されるエンジンの燃焼実験を実施していた。

 軍事専門家の間では、故金日成(キム・イルソン)主席の誕生日にあたる4月15日前後に、北朝鮮が弾道ミサイル発射や核実験などに踏み切る可能性があるとの見方がある。今回の燃焼実験は4月15日に向けた計画の一環の可能性もある。

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