文候補、対日姿勢の軟化鮮明 韓国大統領選

2017/4/18 21:14
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 【ソウル=鈴木壮太郎】韓国大統領選で最大野党「共に民主党」の公認候補である文在寅(ムン・ジェイン)前代表の対日姿勢が変化している。選挙管理委員会が17日公開した文氏の十大公約で、対日関係を「成熟した協力関係に発展させる」としていることが明らかになった。13日に記者発表した公約では「歴史の過ちへの反省に基づく関係の再構築」としていたが軟化が鮮明だ。

 従軍慰安婦問題に関する2015年の日韓合意については「再交渉」から「原則的に対応」にかわった。竹島(韓国名・独島)の領有権問題や日本の閣僚による靖国神社参拝問題に「断固として対応」との記述はなくなった。

 代わって十大公約に加わったのが経済・安保協力だ。「第4次産業革命や新成長分野で戦略的な協力を強化」し、「北朝鮮の核問題の解決などで協力を強化」するとした。

 十大公約は多くの公約の中から強調したい事柄を選んだもので、公約の中身自体に変化はないという。対日強硬派と受け止められる文氏だが、「歴史問題だけを羅列するのは適切ではなく、未来志向的な立場も盛りこんだ」(共に民主党)。「当選後の政権運営をにらみ、現実的な公約を前面に出した」(関係筋)との見方もある。

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