次期米国務長官、尖閣防衛「協定に基づき対応」

2017/1/12 9:46
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 【ワシントン=川合智之】トランプ次期米大統領が国務長官に指名した米石油メジャー最大手エクソンモービルのレックス・ティラーソン前最高経営責任者(CEO)は11日の米上院外交委員会の公聴会で、沖縄県・尖閣諸島に中国が侵攻したら「協定に基づいて対応する」と証言した。尖閣諸島が日米安全保障条約の適用対象というオバマ政権の見解を引き継ぐ方針を表明した。

11日、米次期国務長官に指名され上院の公聴会で証言するティラーソン氏=AP

 共和党のマルコ・ルビオ上院議員の質問に答えた。中国大陸と台湾が1つの国に属するという「一つの中国」政策をトランプ氏が疑問視していることには「変更する計画は承知していない」と述べるにとどめた。

 環太平洋経済連携協定(TPP)については「反対しない」と表明した。トランプ氏はTPP離脱の方針を打ち出している。ロシアのウクライナ侵攻は「違法行為だ」と批判した。

 他にも党内に異論があるトランプ氏の政策は軒並み否定し、上院での指名承認に向けて安全運転に徹した。イスラム教徒の入国禁止の公約は「特定のグループを包括的に拒否することは支持しない」と表明。トランプ氏がメキシコ移民を「暴行魔」と呼んだことに対しては「メキシコは我が国の長年の隣人で友人だ」と述べた。

 地球温暖化については「気候変動のリスクは存在する」と認め、2020年以降の温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」にとどまるべきだと主張した。

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