日ロ対話継続で一致 森元首相、プーチン氏と会談

2014/9/11付
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 【モスクワ=石川陽平】ロシアを訪問した森喜朗元首相は10日夜、モスクワのクレムリン(大統領府)でプーチン大統領と会談し、日ロ間の対話を継続することが重要だとの認識で一致した。安倍晋三首相の親書を渡し、ウクライナ問題などについて意見を交換した。

モスクワの大統領府でロシアのプーチン大統領(右)と会談する森元首相(10日)=ロシア大統領府提供・共同
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モスクワの大統領府でロシアのプーチン大統領(右)と会談する森元首相(10日)=ロシア大統領府提供・共同

 森氏は会談内容について、記者団に「安倍首相とプーチン大統領の関係は(開会式に合わせて首脳会談を開いた)2月のソチ冬季五輪まで良好だった」と述べたと説明。「ウクライナ問題で意見に齟齬(そご)をきたすのは大変に残念なことだが、対話を続けてほしい」と伝えたという。

 これに対し、プーチン大統領も「日本との対話はぜひ続けていくし、続けていかなければならない」と発言した。大統領は安倍首相の親書をその場で読み、「首相にくれぐれもよろしく伝えてほしい」と語ったという。

 安倍首相の親書の内容について、森氏は「読んでいない」としながらも、「(プーチン大統領との)対話を続けたいという内容だと思う」と語った。会談では、ウクライナ危機を巡って不透明になっている秋の大統領の訪日日程や領土問題については特に言及はなかったとしている。

 ウクライナ問題を巡っては、森氏が同国政府と親ロシア派武装勢力が停戦で合意したことを歓迎し、「プーチン氏のイニシアチブで平和的解決をぜひやってほしい」と述べた。2020年の東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の会長として、プーチン氏を開会式に招待した。プーチン氏も20年の訪日に意欲を見せた。

 森氏は8日からモスクワを訪れ、日本とロシアの経済・文化交流を目的とする会合に参加した。9日にはナルイシキン下院議長と会談した。森氏はプーチン大統領と親交が深く、首相を退いた後も日ロ平和条約の締結問題などを巡り大統領と会談を重ねてきた。

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