ケニアで大統領選、現職と元首相が接戦 治安悪化の恐れ

2017/8/8 19:24
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 【ナイロビ=共同】ケニアで8日、ケニヤッタ大統領(55)の1期目の任期満了に伴う大統領選が行われた。オディンガ元首相(72)との事実上の一騎打ちで、接戦が予想される。同国では2007年の大統領選後に与野党の支持者間で大暴動が起き、千人以上が死亡。今回も選挙結果を巡って治安が悪化する恐れが高まっている。

 有権者は約2千万人。早ければ数日中に大勢が判明、選挙管理委員会は1週間以内に最終結果を発表するとしている。ケニヤッタ氏は経済成長の実績を掲げ、オディンガ氏は汚職撲滅を訴えている。

 有力民族ルオのオディンガ氏は過去3回大統領選に出たが、いずれも落選。当時の現職と争った07年大統領選では支持者が「不正があった」と反発し、大暴動になった。

 一方のケニヤッタ氏は最大民族キクユ出身。ケニアでは長年、キクユが農地分配などで優遇され、ルオをはじめ他民族が反発。オディンガ氏は8日の大統領選が年齢的に最後の挑戦になるとみられ、支持者の熱気が高まっている。

 大統領選を巡っては7月末に、投票の不正防止システムの開発責任者だった選管幹部が拷問を受け、殺害されているのが見つかった。地元紙は「投票で不正をたくらむ勢力の犯行」と分析。与野党が双方の関与を主張し、非難し合っている。

 7月29日には副大統領宅が襲撃される事件が発生。各地で与野党支持者の小競り合いも相次いだ。世論調査の支持率は拮抗し、どちらが負けても支持者が反発するとみられる。約800人の在留邦人の一部は国外に避難している。

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