コレラ猛威、30万人超感染疑い 中東・アフリカ、国連警告

2017/7/5 19:12
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 【ニューヨーク=共同】国連児童基金(ユニセフ)は4日、中東のイエメン、アフリカの南スーダンとソマリアの3カ国でコレラが猛威を振るい、子供に多くの犠牲者が出ていると発表した。感染者や感染が疑われる人は計30万人を超えたが、食料不足もあり、流行が終息する気配はみえないと警告した。

 3カ国は干ばつや内戦などで食料や医薬品不足に陥っており、栄養失調の子供にコレラ流行が追い打ちをかけている。ユニセフは国際社会に改めて支援強化を求めた。

 ユニセフによると、事態が最も深刻なのは内戦下のイエメンで、感染が疑われる人は26万人以上、死者は1600人を超えた。感染疑いの半数、死者の4分の1が子供だ。栄養失調の子供は約220万人。

 ソマリアの感染者は約5万3千人で、140万人の子供が栄養失調状態。南スーダンでも約6900人が感染しているとみられ、半数以上が20歳未満。栄養失調の子供も110万人に上る。

 ユニセフ当局者は「栄養失調の子供が病気にかかると死に至る可能性が高い。至急、栄養状況を改善する必要がある」とし、緊急支援を求めた。

 コレラはコレラ菌を原因とする感染症で、汚染された水などから罹患(りかん)する。

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