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香港で書店関係者が相次ぎ失踪 中国本土に連行の観測も

2016/1/3 18:56
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 【香港=粟井康夫】中国政府に批判的な書籍を出版・販売する香港の書店関係者が相次ぎ失踪し、波紋を広げている。中国本土に連行されたとの観測も浮上し、香港警察が捜査に乗り出した。

 銅鑼湾書店は習近平国家主席を批判するなど中国本土では販売が禁じられている書籍を扱っていた。2015年10月以降、書店の店長や株主ら5人が次々と行方不明になった。香港メディアによると、昨年末に失踪した株主は広東省深圳市の電話番号から妻に連絡し「調査に協力している」と話したという。

 外交・防衛を除く分野で幅広い自治を認める「一国二制度」の下、中国当局には香港で法律を執行する権限が認められていない。香港政府は「臆測に基づく議論をすべきではない」とする一方、中国の関係当局に問い合わせをしたことを明らかにした。民主派の議員は3日の記者会見で「香港の出版・言論の自由への打撃だ」と語った。

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