宇宙ごみ除去実験は失敗 「こうのとり」6号機

2017/2/6 13:11
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 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は6日、国際宇宙ステーション(ISS)から切り離された「こうのとり」6号機が午前0時06分ごろ、大気圏に突入して任務を終えたと発表した。ロケットや人工衛星の残骸の宇宙ごみの除去を目指す実験は、装置が動かないまま終了した。

 宇宙ごみは高速で飛行し、他の人工衛星やISSなどに衝突する恐れがある。JAXAは宇宙ごみに金属のひもをつけ、地球の磁場の影響によって減速させて大気圏に落とす処分法の実用化を目指している。実験はこの技術の一部を実証するために実施された。

 ISSから切り離された後、先端に装置を取りつけたテザーと呼ばれる長さ700メートルの電線を伸ばし、電流が流れて装置の速度が落ちるかどうかを調べる予定だった。テザーを固定していたボルト4本のうち1本がうまく外れず、放出できなかったとみられる。これとは別に、こうのとり本体に電気を流す実験を実施した。電流を流す電子発生装置が動作したことを確かめた。

 実験を指揮した井上浩一チーム長は記者会見で「金をかけてやる必要があるのかという問題はあるが、宇宙ごみは増え続けており、手を打たないといけない」と技術開発の継続へ意欲をみせた。

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