有効求人倍率、15年は1.2倍 24年ぶり高水準

2016/1/29 11:25
共有
保存
印刷
その他

 厚生労働省が29日発表した2015年平均の有効求人倍率季節調整値)は1.20倍と1991年以来、24年ぶりの高水準となった。総務省が同日発表した完全失業率(原数値)も3.4%で97年以来、18年ぶりの低い水準だった。生産や消費は低迷しているが、宿泊・飲食、医療・福祉を中心に人手不足が続いており、雇用情勢は堅調だ。

画像の拡大

 有効求人倍率は全国のハローワークで仕事を探す人1人あたり求人が何件あるかを示す。

 15年12月の有効求人倍率は前月より0.02ポイント増の1.27倍で、単月でも24年ぶりの高水準だった。仕事を探す人が減っている一方で、企業の求人は増えており、採用が難しい状況が続く。

 雇用の先行指標とされる新規求人数(原数値)は前年同月より6.2%増の78万980人だった。業種別では、宿泊・飲食サービス業(同16.7%増)、医療・福祉(同7.6%増)などで求人数の増加が目立った。

 15年平均の完全失業率(原数値)は前年より0.2ポイント減となり、5年連続で低下した。就業率は前年比0.3ポイント増の57.6%。年齢階級別にみると、15~64歳は73.3%と比較可能な68年以降で最高だった。男女別でも女性の就業率が68年以降最高の64.6%だった。

 15年12月の完全失業率(季節調整値)は3.3%で前月から横ばい。就業者数が6403万人と前月比45万人増えた一方で、非労働力人口は50万人減の4442万人だった。15年3月以降、完全失業率は3%台前半の低い水準で推移しており、総務省は「雇用情勢は引き続き改善傾向で推移している」とみている。

共有
保存
印刷
その他

電子版トップ

関連キーワードで検索

厚生労働省有効求人倍率

【PR】

【PR】

主要ジャンル速報

北海道 27日 7:01
27日 7:00
東北 27日 7:02
27日 7:01
関東 27日 7:01
27日 7:01
東京 27日 7:01
27日 7:00
信越 27日 7:00
27日 7:00
東海 27日 14:00
27日 7:05
北陸 27日 6:10
27日 6:01
関西 27日 6:02
27日 6:00
中国 27日 6:02
27日 6:00
四国 27日 6:02
27日 6:00
九州
沖縄
1:07
27日 2:00

【PR】



日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報