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防衛費、過去最大の5.1兆円 17年度予算

2017/3/27 23:01
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 27日に成立した2017年度予算で、防衛費(米軍再編関連費用を含む)は過去最大の5兆1251億円となった。前年度当初より1.4%増で、5年連続の増加となる。北朝鮮が開発を進める弾道ミサイルへの対応策を強化するほか、中国を念頭にした南西諸島の防衛にも力点を置いた。

 防衛費は5年ごとの中期防衛力整備計画(中期防)に沿って計上する。安倍政権で決めた14~18年度の中期防は、米軍再編関係費を除いた防衛関係費について年平均0.8%の増加を見込んでおり、17年度予算も同程度の伸びとなった。

 17年度当初予算では自衛隊の艦艇や航空機の修繕費の増加が目立ち、341億円増の2065億円を計上した。中国の東シナ海での挑発行為や北朝鮮の弾道ミサイル発射が活発化しており、警戒監視のための装備品の消耗ペースが上がっている。

 弾道ミサイル迎撃態勢の強化に向けては、地上から迎撃する地対空誘導弾パトリオットミサイル(PAC3)の防護範囲を2倍に広げる改修費を盛り込んだ。日米が共同で開発中の新たな海上配備型迎撃ミサイル「SM3ブロック2A」の費用も計上した。

 沖縄県周辺など南西諸島の防衛強化では新型の潜水艦建造に着手するほか、艦艇への対処能力を高める地対艦ミサイルの開発を進める。沖縄県に配備予定の「03式中距離地対空誘導弾」の改良型の取得費も盛り込んだ。

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