民進の都議選惨敗「統率力足らず」 蓮舫代表が辞意

2017/7/27 19:57 (2017/7/27 22:31更新)
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 民進党の蓮舫代表は27日の記者会見で「いったん引いて、より強い民進党を新しい執行部に率いてもらうのが最善と考えた」と述べ、辞任する意向を表明した。東京都議選の惨敗で求心力が一段と低下。辞任表明した野田佳彦幹事長の後任選びを含む党運営に行き詰まったためとみられる。後任を決める代表選への出馬には前原誠司元外相や枝野幸男元官房長官が意欲を示している。

記者会見で辞任を表明し、会見室を出る民進党の蓮舫代表(27日午後、国会内)
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記者会見で辞任を表明し、会見室を出る民進党の蓮舫代表(27日午後、国会内)

 蓮舫氏は27日の臨時執行役員会で辞任が了承された。その後の記者会見で「東京都議選を通じて自身の足らざる部分に気づいた。統率する力が私には不足していた」と説明。共産党との選挙協力に関しては「新執行部も引き継いでほしい」と求めた。次期衆院選に東京の小選挙区でくら替え出馬する意向については「一度立ち止まって考える」と述べ、白紙に戻す考えを示した。

 同党は今後、代表選の実施方法や日程を詰める。党関係者によると、昨年9月の代表選同様、党員・サポーターが参加する形での実施を検討している。9月上旬に告示、同月中旬に投開票とする案が出ている。党中堅議員は「新代表を決めるなら、国民の関心を引くためにも時間をかけてやるべきだ」と語った。

 後任を巡っては、前原氏が27日夜、都内で記者団に「新たな社会像を示せる人が一番ふさわしい。自分ならば示せるとの思いは前回(の代表選)と変わっていない」と表明した。枝野氏も周辺に出馬への意欲を示しており、近く正式表明する見通しだ。

 若手からは玉木雄一郎幹事長代理を推す声もある。前原、玉木両氏は昨年9月の代表選で蓮舫氏と争った。代表選に立候補するには、20人以上の党所属国会議員の推薦を確保する必要がある。

 蓮舫氏は昨年9月、岡田克也氏の後任として代表に選出。キャスター出身で知名度が高く、発信力を武器に党勢回復を期待された。

 ただ、就任当初から蓮舫氏の後ろ盾である野田氏の幹事長起用など「内輪」重視の人事で党内に不満がくすぶっていたほか、台湾との「二重国籍」問題への対応でも批判を浴びた。共産党との共闘路線や脱原発政策を巡って、最大の支持団体である連合との関係も冷え込んでいた。

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