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日中関係改善へ努力 首相、習主席と10分間会談

2016/11/21 10:27
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 【リマ=地曳航也】安倍晋三首相は20日午前(日本時間21日未明)、ペルーの首都リマで中国の習近平国家主席と約10分間会談した。2017年の国交正常化45周年、18年の日中平和友好条約締結40周年の機会をとらえ、関係改善に向けて努力することで一致した。日中間の懸案を適切に処理する方針も確認した。

 日本政府の説明によると、首相は「日中関係を全面的に改善させたい。懸案を適切に処理しながら大局的な観点から安定的な友好関係を築いていきたい」と強調。12月に東京で予定する日中韓首脳会談が実現すれば、李克強首相の初来日になることに触れ「2国間関係の文脈でも実り多い訪日としたい」と語った。

 習氏は「関係改善をしたいという安倍首相の言葉に印象づけられた」と応じた。「友好的な考えのもと、生産的な議論を積み重ね、懸案を適切に処理し、国民感情を醸成し、関係を改善させていくことが重要だ」と指摘した。日本側の説明では、日中韓首脳会談には言及しなかった。

 両氏ともに出席したアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議の会場内で、通訳のみを交えて会談した。日本政府側の説明によると、会場内のソファに座った形で進んだ。中国外務省が出した発表文は「会談」ではなく、言葉を交わした意味の「交談」との表現を使った。

 会談は9月に中国の杭州で開いた20カ国・地域(G20)首脳会議に合わせて実現して以来。様々なレベルで対話を重ね関係改善を目指すことで一致していた。

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