7月の貿易赤字9639億円 輸出、3カ月ぶり増

2014/8/20付
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 財務省が20日発表した7月の貿易統計速報(通関ベース)によると、輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は9639億円の赤字だった。赤字額は前年同月から6.6%減ったが、7000億円程度と見込んでいた市場予測を上回る規模だった。燃料の輸入が増えた。輸出額は自動車や工作機械の輸出が増えたことで前年同月比3.9%増となり3カ月ぶりにプラスに転じた。

 貿易赤字は25カ月連続と過去最長を更新した。輸入額は7兆1526億円で2.3%増えた。液化天然ガス(LNG)やナフサといった石油製品など燃料の輸入増が目立った。輸入全体の数量は0.4%減と2カ月ぶりに減ったが、円ドル相場が1ドル=101.73円と2.9%の円安だったことが輸入額を押し上げた側面もある。

 輸出額は6兆1886億円だった。英国向け自動車のほか、中国向けの金属加工機械や液晶デバイスの増加が目立った。輸出額を国・地域別にみると、アジア向けが3.4%増と3カ月ぶりに増え、景気の回復をうかがわせた。全体の輸出数量も0.9%増と3カ月ぶりに前年を上回った。

 国・地域別の貿易収支はアジアと欧州連合(EU)で改善した。アジアとの貿易黒字は2441億円で2.5倍になった。高級車の販売が好調な中国や台湾向けの自動車輸出が増えた。アジアのうち、中国との貿易赤字は3216億円だった。赤字額は17.2%減った。

 米国とは4836億円の黒字だったが、黒字額は3.0%減った。飼料用トウモロコシなどの輸入が増え、輸入額の増加が輸出額の伸びを上回った。

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