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米商務長官、2国間協定に意欲 日米協議

2017/4/18 13:13
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 日米両政府は18日午後、都内で経済対話の初会合を開く。対話に先立ち世耕弘成経済産業相は同日午前、ロス米商務長官と会談。貿易ルールやサイバーセキュリティーで協力を確認した。ロス氏は会談後、記者団に「(日米協議を)何らかの協定の形に落とし込みたい」と述べ、2国間の貿易協定に意欲をみせた。安倍晋三首相はペンス米副大統領と会い、北朝鮮情勢への対応を議論する。

会談を前に握手する世耕経産相(右)とロス米商務長官(18日午前、経産省)

 世耕、ロス両氏の会談は予定を30分以上超え約1時間半に及んだ。会談は3月に続き2度目。日本側は貿易担当閣僚の会談と経済対話を分離し、対話本体の議論が貿易問題に集中するのを避けた。

 世耕氏は会談後、記者団に「具体的で率直で実務的な話ができた」と語った。2閣僚はアジア地域の貿易ルールの現状について意見交換。サイバーセキュリティー分野の人材育成やビッグデータの利活用促進策など具体的な協力分野に関して日米で連携を進めることを申し合わせた。

 ロス氏も会談後、記者団に「有意義な会談だった。両国の貿易関係を深めていきたい」と表明した。トランプ政権が視野に入れる日米での自由貿易協定(FTA)交渉は「(日米協議が)どういう形になるか言及するのはやや時期尚早だ」と述べるにとどめた。ロス氏は次回の閣僚会談を6月にワシントンで開くことも明らかにした。

 米国は3月、北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉に向けた基本的方針を公表。知的財産の保護や電子商取引の促進、労働者の権利保護など次世代型貿易ルールの必要性を強調している。

 日本側はそうした貿易ルールづくりには多国間の枠組みが有効だとの立場。米国側が望むFTAなど2国間だけでの交渉には慎重だった。

 今回、ロス氏はFTAへの直接的な言及はひとまず避けたものの、米国が抱える対日貿易赤字の削減へ日米で合意をめざす考えを示した。日本側は米国が離脱表明した環太平洋経済連携協定(TPP)を念頭に多国間での貿易ルールづくりに戻るよう働きかける。

 菅義偉官房長官は同日午前の記者会見で、首相とペンス氏との会談で北朝鮮情勢を取り上げ「日米間で政策を擦り合わせたい」と述べた。

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