7月の銀行預金4.5%増 融資の伸び上回る

2017/8/8 18:33
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 日銀が8日発表した7月の貸出・預金動向(速報)によると、銀行の預金残高は684兆円と前年同月より4.5%増えた。融資よりも伸び率の高い状況が続いており、銀行が抱える余剰資金が増えている。貸し出し競争は一段と激化しており、企業と個人がともに低い金利でお金を借りやすくなっている。

 預金残高の増加率は昨年11月以降、4%台と高いペースで増えている。個人の預金が過半を占めており、高齢化が進む中、年金として受け取ったお金などが流れ込んでいる。

 一方で融資残高は信託銀行を含むベースで3.4%増えた。伸び率は2009年4月以来、約8年ぶりの大きさだった。不動産開発向けの融資やアパートローンの伸びが都心部と地方の両方で目立つ。大手銀行は企業のM&A(合併・買収)向けの融資も増やしている。

 金融機関は預金が増え続ける一方で、日銀の金融緩和の影響で金利がほとんどゼロの国債への投資を減らさざるを得なくなっている。このため採算性を犠牲にしてでも低金利での融資を積極化している。企業にとっては有利な状況だが、不動産市況の過熱への懸念も出ている。

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