首相、改憲発議に意欲 自民「総裁任期3期9年」決定

2017/3/6 1:20
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 自民党は5日、都内で定期党大会を開き、総裁任期を連続2期6年から3期9年に延ばす党則改正を正式決定した。2018年9月に2期目の任期満了を迎える安倍晋三首相が次の総裁選に3選出馬できるようになり、勝利すれば21年秋までの長期政権の道が開ける。首相は党大会で憲法改正に関し「発議に向け具体的な議論をリードする。それが自民党の歴史的使命だ」と強い意欲を示した。

 首相が3期目を最後まで務めれば第1次を含め在任期間は3500日を超す。19年11月には戦前の桂太郎首相の2886日を超えて歴代1位となる。

 二階俊博幹事長は5日、安倍首相が3選出馬すれば、自らが会長を務める二階派として支持する考えを重ねて示した。

 「ポスト安倍」候補とされる石破茂前地方創生相は出馬に関し「無投票、政策論争がないのは党にとっていいことではない」と意欲を示唆。岸田文雄外相は「今は閣僚の一人として職責を果たす」と述べるにとどめた。

 5日の党大会では「改憲原案の発議に向けて具体的な歩みを進める」と明記した運動方針を採択。国会での論議を促進したうえで「改憲に向けた道筋を国民に鮮明に示す」としている。

 茂木敏充政調会長は党大会後、記者団に「しっかりと答えを出していきたい」と述べ、改憲論議の進展に意欲を示した。自民党は改憲対象になりうる項目の論点整理に着手し、今国会で与野党による項目絞り込みをめざす。ただ、慎重な議論を求める公明、民進両党と進め方で温度差がある。

 党大会には公明党の山口那津男代表や経団連の榊原定征会長が来賓として出席。榊原会長はあいさつで「安倍政権の政策遂行に全面的に協力したい」と語った。

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