初の米艦防護、護衛艦が出港 房総沖で合流

2017/5/1 10:16 (2017/5/1 17:03更新)
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 安全保障関連法に基づき自衛隊が平時から米軍の艦船を守る「米艦防護」が1日に初めて実施される方向となった。稲田朋美防衛相の自衛隊への命令を受け、海上自衛隊のヘリコプター搭載型護衛艦「いずも」は同日午前、横須賀基地(神奈川県横須賀市)を出港した。同日中に太平洋側で米補給艦と合流した。四国沖まで防護する計画だ。

神奈川県の海上自衛隊横須賀基地(奥)を出港したヘリコプター搭載型護衛艦「いずも」(1日午前)=共同
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神奈川県の海上自衛隊横須賀基地(奥)を出港したヘリコプター搭載型護衛艦「いずも」(1日午前)=共同

 米軍の補給艦との合流は房総半島沖の見込み。いずもはシンガポールに向かう予定で、日本近海での航路で米艦防護の任務にあたる。

 平時の米艦防護は2016年3月施行の安保法に基づく自衛隊の新任務。米艦艇を守るために必要最小限の武器使用ができる。

 安保法に基づく新任務は16年11月、南スーダン国連平和維持活動(PKO)の陸上自衛隊の部隊に「駆けつけ警護」を付与したが、実施されないまま5月末に完全撤収する見通し。今回が新任務の初実施となる。

 米軍の補給艦は、北朝鮮による弾道ミサイル発射警戒のために日本近海を航行する米軍艦船に補給する見通しだ。4月29日に日本海入りした米海軍の原子力空母「カール・ビンソン」を中心とする打撃群の艦艇に補給する可能性もある。

 海自の護衛艦は4月29日まで米空母と訓練したがこの際に米艦防護はしなかった。今回の任務により自衛隊と米軍の連携を示し、北朝鮮をけん制する狙いがある。

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